安比奈線は、南大塚から安比奈まで、3.2キロの路線です。いいところです。1967年に休止されて、それから30年ちかく休止中のままです。

西武新宿線南大塚駅です。ここから分岐して安比奈線がはじまります。

はじめのカーブから南大塚駅をふりかえったところです。

この先のふみきりがしまっていることを確認する信号です。西武線ではめずらしい×字型のものです。

警報機のあとです。四角い台座があるのがめずらしいです。

「線路内立入禁止」と書いてあります。どうどうとはいっていますが…。

めずらしく残っていた枕木と犬釘ですが、骨のようです。こうして朽ちていくんですね。

枕木にタンポポが生えていていい感じなので撮ってみました。

だんだんまわりに家が少なくなってきて、草ぼうぼうの中に線路が２本通っています。

線路の上が庭になっています。すぐ横のお店でだんごを買って食べながら歩きます。

安比奈線最初の鉄橋です。下の流れが見えて渡るのがこわいです。

道ばたの草のうえにてんとうむしが…。片方ではてんとうむしの幼虫とクモがバトルをくりひろげています。のどかな中でも生き物はあらそう運命なのでしょうか。

２つめの鉄橋を渡ります。おりて渡ることもできるくらい小さな川がチョロチョロ流れていました。

橋を下からのぞいたところです。こんなところを電車がはしってきたらこわいですね。

３番目の鉄橋は線路が浮いていて、へんなかんじです。

遠くに森があらわれました。線路がまっすぐそちらへむかっています。小さくて見えにくいでしょうが、その道のうえをネコが歩いています。

まわりは典型的な武蔵野の風景です。ケヤキの下に民家がひっそりと建っています。

森が近づいてきました。その中に線路がすいこまれていきます。

まるで「となりのトトロ」でねこバスがはしった森の中のようです。「木がよけてる！」って感じの木のトンネルです。

むこうから自転車にのったおばさんがやってきました。荷台には笹がのっています。きっと畑で支柱に使うのでしょう。

上を見ると、架線はずっと続いています。木漏れ日がきれいです。

トンネルの出口が見えてきました。むこうには何があるのでしょう。